お金ネタ

大学1年生のうちから株式投資をしておけばよかったと思うこと

こんにちは。さいさいです。

今回は株式投資を始めて5年ほどになりますが、株式投資は大学1年生のうちからはじめておけばよかったなーと思うので、
株式投資をやってよかったとおもうこと、やるとすれば1年生のうちからしておくべき理由について記事にしていきます。

Contents

株式投資で得られたこと

節約術

働いて投資資金を得る必要がありますが、働いて得た資金を貯めるには節約が必要です。
いかに貯金を殖やしていくかを試行錯誤するために節約術を考えたり、調べたりすることで節約術が身についていきます。

情報収集力、広い視野

日経新聞を読んだり、様々な企業のHPやIR情報にアクセスしたり、情報誌を読んだり、業界で働いている人からいろいろを教えてもらったりすることで様々な情報を手に入れる必要性があります。

先見性・長期的視野が身につく

株式投資でお金持ちになるためには配当を再投資することが重要です。
また数年後に急成長している企業を見つけることも大事です。
1億円稼ぐ人は100万円程度から初めて10~20年ほどで目標を達成している事実を目にすることでしょう。
そのため長期的に考えることが必要です。
株式投資で継続的に日経新聞などニュースや新聞を読み、どの会社が大きくなってそうかを考え続けることで長期的視野や先見性が身に付きます。私は3~4年目にしてようやく身に付きました。サラリーマンになってようやくです。
学生のうちにつけておくためにも早い段階からしておけばよかったと思います。

継続力が身につくこと

株式投資で重要なことの一つに情報を収集し続けることがあります。
すぐに結果が出ず10年単位で行うことが求められます。
(後で述べる複利効果や企業成長に時間がかかるため)
そのため続けていくと継続力が身に付きます。

就職活動に役立つ

株式投資で情報収集を続けるうちに業界の動向や企業の取り組みをニュースで知ることができます。
単純に10年後はどういった技術が重要か、どのような社会になっているか等の社会や業界の動向がわかるようになり、業界選びに役立ちます。
また企業選びでも10年後は何をしていそうか、その企業の強みと弱みはなんであるか等の企業情報を得ることができ、役立ちます。

経済学、簿記、経営学の知識

ファンダメンタル分析といって世の中の様々な数字をもとに判断を下す分析を言いますが、
株式投資では為替の動向や失業率などの様々なマクロ経済学の数値
企業の決算書を判断するために簿記の知識、
企業の経営戦略についての判断のために経営学など
様々な知識を身に着けておくと判断材料が増えます。

数字に強くなる点

上記の決算書分析、経済動向分析、業界分析において様々な数字を目にすることになります。
分析をこなし続けていくことで数字には非常に強くなるでしょう。

勇気や決断力がつく

どの株を買うべきか、損している株を売って損切すべきか、悪そうなニュースがでてきたが、このタイミングで買う(売る)べきかなどと様々な決断に迫られます。続けていくうちに決断力が身についていくことがわかります。
いつの間にか授業料1年分以上動かしているかもしれず、勇気も身についています(鈍感になっているだけかもしれません)

1年目から進めるべき理由

複利効果が得られてお金持ちになりやすいから

企業に投資をしていると配当金を頂くことができます。
頂いた配当金を再投資していくとある時期から資産が大きく増えていきます。
(利回りが3%の株があるとします。利回りとは投資資金から得られる配当金の割合のことです。3年後、5年後、10年後継続的に再投資して場合を見てみましょう。
100万円を投資して再投資を続ける、3年後の場合100×1.03×1.03×1.03=109万円、5年後の場合100×1.03^5=116万円、10年後の場合100×1.03^10=134万円になります。20年後の場合100×1.03^20=180万円となります。20年で80%増えたことになります。仮に配当が7%であれば10年で197万円となり、97%増え、2倍近くになるということです)
初期投資が5000万円であれば3%の利回りが得られる株に再投資しつづければ24年ほどで1億円になり、効果の大きさがわかると思います。

先見性を身に着けるには時間がかかるから

私の例ですが、株式投資を始めて3~4年目にしてようやくどういう技術が重要なのかがわかりました。
独学で続けてきたため参考になる人やサイトがあればもっと早く身に着ける方法ができると思います。

考える習慣が身につくから

さまざまな情報をもとに投資するか否か、どの業界、どの企業に行うかを判断しなければなりません。
大学のレポートなどでも投資の観点からの切り口ができるようになります。
何年で投資を回収できるか、数年後はどれくらい成長しているかを考えることができるようになります。

早い段階から労働哲学が身につけることができるから

勤労所得だけでは働けなくなった場合はどうするのか、残業をたくさんして稼ぐのは馬鹿馬鹿しいと思うかどうか、バイトで安い賃金で働くメリットデメリットなどについて自分なりの哲学ができてきます。

アルバイトの収入の1か月分以上を短期間で儲けることができるから

投資金額にもよりますが、投資資金が100万円あるとすれば3%の値上がり益を得られれば3万円を短時間で稼ぐことができます。(逆に損することもありますが)

社会人になる前に失敗をたくさんしておくため

社会人になると学生時代のアルバイト代に比べると大きく収入が増えます。
学生時代であれば株式投資で失敗してもリカバリーが聞きます。
社会人になると数年の年収分の資金を動かすことになります。
信用取引といったお金を借りて資産運用してしまうと取り返しのつかない失敗になる恐れがあるからです。
以上の理由からリカバリーが効く学生のうちにたくさん失敗しておくとよいでしょう。

株式投資を始めるには

証券口座を開設しましょう。

10万円以上準備しましょう(50万円以上が望ましいです)

株式投資を行う上の注意点

学業・働くことをおろそかにしないこと

リスクヘッジの観点から株式投資以外にも注力しておきましょう。
ひとまず大学を卒業して勤労所得を得ることが重要です。
そして株で稼げるようになっても働くことを馬鹿にしないことが重要です。
一時的にバブルで儲けることができても、バブルが崩壊してしまえばお終いです。
あくまで収入のリスク分散程度にとらえておきましょう。

すぐに成果がでなくても投げ出さないこと

株式投資でお金を稼ぐには時間がかかります。デイトレードを行うにしてもコツを得るためには時間を要します。
損をしても長期間続けていればきっと報われます。企業が成長するのにもバイトで仕事を覚えるのにもある程度時間がかかります。株式投資でもある程度のレベルに達するには時間がかかることを念頭に置きましょう。

大きくリスクを負わないこと

信用取引を行ったり、一つの銘柄に全額投資したり、といった大きなリスクを取りすぎないようにしましょう。
倒産やインサイダーによる思わぬ株価の下落(暴騰)など万が一のことが起こってしまったらどうにもなりません。
一銘柄に投資するのは40%までなどルールを決めて、リスクを負いすぎないようにしておきましょう。

インサイダー取引には気をつけること

知り合いに上場企業の重要な部署で働いている場合は注意しましょう。

儲けたときに調子に乗りすぎないこと

私はコンスタントに儲かるようになったと勘違いして信用取引に手を出してしまい、そのあともある程度利益を出すことができましたが、単純にマーケットの状況がよかっただけで、そのあとの景気悪化の前触れが判明し株価が暴落してしまいました。信用取引を行っていたため数百万円を1か月で失ってしまいました。
儲けているときほど欲張らず慎重に取引を行いましょう。

優良な情報は簡単に、無料で手に入ることはほぼない

インターネットで得られる情報は編集者のフィルターがかかっていないことが大半です。
(一方即時性があったり、公にできない情報もあります、無名の人でも優れた情報を持っていることもあります。)
書籍であれば編集者の目、読者の評判などフィルターがかかっているため信頼できます。(ノウハウが公開されないことがあります)
手っ取り早く優良な情報を得たければお金を払って得るべきであることを知っておきましょう。

大きく損をしたら冷静になって中断すること

ギャンブルでもそうですが、損をしていると元を取ろうと思ってますます深みにはまってしまいがちです。
ここまでは株価が落ちないだろう、きっとそろそろ値上がり始めるだろう(リバウンドするだろう)と思って投資してしまうとさらに株価が落ちて損をすることを経験しました。
負けてしまったら、冷静に負けを認めて次にどうすべきか判断するようにしましょう。

「絶対」はないということ

現実世界では大きな地震が発生したり、想像していないことが起こります。

テクニカル分析を信用しすぎないこと

経済の勉強にはなりません。
突発的な戦争や災害で急落があったり、インサイダー取引には対応できないと考えるからです。
なので一定の判断材料にしても良いとは思いますが、過信するのはやめておきましょう。

儲けても損しても周囲に吹聴しないこと

周囲に吹聴するとろくなことがありません。
ヤバイやつ認定されますし、儲かってると思われると金づるにされます。

FX・仮想通貨をおすすめしない理由

これまで株式投資について記述してきましたが、FX・仮想通貨についておすすめしない理由について書いていきます。

情報が少ない

判断材料が少ない

長期投資に向かない

以上です。記事を読んでいただきありがとうございました。
株式投資はいいことばかりではありませんが、人生に役立つとは思います。
株式投資でお金持ちになったり、破産をしてしまう人がいます。
無茶をしすぎない程度に始めてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
saisai763
アラサーのサラリーマンです。 旅と株が大好きです。 人生1度きり!いろいろやってみたいです!!