おはようございます。さいさいです。
外出自粛が緩和されて朝からカフェに来ています。今日はベローチェで本を読んでいます。
休日はずっと家にいると気が滅入ってくるので気分転換に、特に早起きしてカフェに行くと充実した休日を送れると考えています。
休日の早朝にカフェに行くと、人が少ないので落ち着いて物事を考えることができるのでおススメです。
さて、今回は半年以上前に買って積読していた本を一気読みして、面白かったので記事にしてみました。
「志高く 孫正義正伝」タイトルの通り、ソフトバンク創業者で現在も活躍されている孫正義氏の高校時代(1970年台前半)からペッパー発売の2015年までの奇跡を井上篤夫氏が描いた内容です。
孫正義、ソフトバンクといえば、ボーダフォンの買収、iphoneの販売、アリババ投資で成功している投資家、英アーム社や米国スプリント社の買収、Uberなどに投資するソフトバンクビジョンファンド(SVF)の設立、Yahooジャパンの運営、日本でのインターネットの普及というイメージがありましたが、そこにいたるまでの経緯が記載されていて面白かったです。(2015年までの内容なのでアーム社の買収、SVFについては記載がありませんでしたが)
孫正義氏はまた福岡県の久留米大学附設高等学校で学び、アメリカカリフォルニア大学UCバークレー校で学んでいます。そのことについては知っていましたが、学生時代に資金の目途もないのに、結婚資金を作り出して結婚をしてしまったり、また有名なエピソードですが、翻訳機を作ってシャープに売り込んで1億円の契約金を得たりといったエピソードが描かれていて痛快でした。
在日韓国人だからこそ、早々と日本の高校を中退しITで世界の覇権を握る米国に留学するという選択が取れたのかなと思いました。
私はもうすぐ30歳になりますが、人生早いうちの決断は重要だと思い、羨ましく思いました。(志高く生きることができるかは差し置いて)
できれば若いうちにアメリカなど海外で生活してみたいと思うようになりました。
内容としてはNTTやKDDIが出てきたり、ソフトバンク立ち上げ時の資金繰りや人との出会いが面白くて約450ページありましたが、6時間ほどで一気に読み終えてしまいました。ビルゲイツやスティーブジョブズとの交流のシーンも出てきます。
ファイナンスの話やネットワークの話が難しく感じられるかもしれませんが、いろいろと学びが得られるので、ぜひ手に取って読まれてみてください。
伝記は生きているうちに読めないものと思っていましたが、リアルタイムの出来事をその人物が生きているうちに読めてありがたいです。美化しすぎている点もあるとは思いますが、仕事や生き方のモチベーションが上がります。
個人的に孫正義氏のすごいところは、作品中に交渉力、行動力、熱意、思考のスケールの大きさがたびたび出てきますが、それに加えて青年時代に培った計画を遂行する能力も抜群にすごいと考えています。
29節「志定まれば、気盛んなり」で弟の孫泰三氏に勉強法を教えるシーンがありますが、非常に参考になりました。
「1年を12か月で割るのではなく、14か月で割る」ことで余裕を持たせることなど、が記載されていました。
参考になるところが多々あるので、折に触れて何度か読み返していきたいです。
やはり大きく考えることは重要だと思いました。
ひさしぶりに「大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある」を読み返そうと思いました。
よかったら全部読まれてみてください。