その他

「おしん」297話を観終わりました。感想記事

おはようございます。さいさいです。

コロナウイルスの外出自粛が解除になりつつあります。
関西では外出する人が増えてきています。

近所のカフェでひさしぶりに記事を書いています。

政府から新型コロナウイルスに関する特別定額給付金の案内が来ていたので手続きを済ませました、2週間ほどで入金されるそうです。後々増税されると思うので、大事に使おうと思います。

さて、「おしん」の感想に入ります。
NHK連続ドラマで、世界各国で放映された日本よりも海外で有名ではないかと思われるドラマです。1984年に放映されています。以前の記事でNHKオンデマンドで観られるということで外出自粛中に観始めました。2週間かかってしまいましたが、なんとか観終わりました。

7~16歳の少女時代編、16~45歳の青春時代編、45~83歳の晩年期と女優が3人変わる297話の長編ドラマでした。

感想としては、情けは人の為ならずというのが自分に感じられました。
少女時代編、青春時代編で225話もありますが、是非とも観る価値があります。

晩年期では青春時代編で終戦後に資金援助を実家の山形の兄にしたところ兄の夫婦から無碍に断られたり、おしんの母に嫌がらせするも、晩年期に逆に息子の嫁から嫌がらせされているということでおしんに泣きついてきていました。
因果応報だなぁとしみじみ観ていました。
お金は大事だけどお金だけでは本当の幸せは変えないというのをしみじみと感じました。

家族や人に囲まれて、時にはケンカはあるが、頼りにされるというのが本当の幸せではないかと思いました。
もちろんお金はあるに越したことがないとは思います。

83歳になって息子が事業の失敗により一文無しになる窮地に立たされますが、いままで裸一貫で始めたからやり直すのは別に怖くないと言えるのがすごいと思いました。

少女時代編、青春時代編は時代セットにお金をかけているのか、女優の演技力がすばらしかったのか、わかりませんが見ごたえがありました。
晩年期編は見ごたえがありませんでしたが、ラストはこれまでのエピソードがうまくまとまっており、そういうつながりだったのかと目からうろこが落ちました。

少女時代の大奥様のすばらしさ、戦争から逃げ出してきた脱走兵から文字や九九を教えてもらい、小学校に通えなくても他の子どもよりも能力があるというシーンは胸がジーンときました。

小作農制度、児童労働、女郎に売り飛ばされる話、職業選択の少なさ、昔の嫁姑問題も戦争やインフレの恐怖も今の日本人には理解できないかもしれませんが、こういう時代があったのかと参考になるドラマでした。

人の死、奉公先のクソ女中、クソ親父、クソ兄弟、クソ小姑、関東大震災、戦争、など辛い出来事ばかりで終戦後も息子の嫁から価値観が古いと言われる始末で辛いことばかりなのに精一杯生きる姿、一生懸命働く姿は生き方の参考になるなと思います。

新型コロナウイルス影響で今後どうなっていくのかわかりませんが、バブル崩壊、東日本大震災やリーマンショック、そして新型コロナウイルスなど大変な状況が続く日本にとって明るいことが起こるように、人生を切り開けるように辛い状況下でもへこたれず頑張る姿を観てみるのはいかがでしょうか。

ABOUT ME
saisai763
アラサーのサラリーマンです。 旅と株が大好きです。 人生1度きり!いろいろやってみたいです!!