おはようございます。さいさいです。
9月末ごろから5時起き生活を再開し、平日は5時、土日は6時起床を行っております。
起床のコツは意思力ですが、習慣の力が大きいです。
早起きして何をするか、何のために早起きしたいのか、を決めておくと早く起きるための意思が生まれます。
早起きして3か月経つが、朝に行うと良いこと・したいこと
さて、株式投資についてアウトプットすることで、銘柄について理解を深めたり、見つめなおすことをしていきます。
※投資の推奨をするわけではありません。投資の損失に関して責任は負いかねます。
前回の記事もご参考いただければ幸いです。
株式投資日記
最近投資した株式
<6074 ジェイエスエス>
株価:438円
時価総額:1,763百万円
PBR0.71
予想配当利回り3.42%
企業IR情報ページ：https://www.jss-group.co.jp/ir/
特色（四季報やyahooファイナンスから抜粋）：スイミングスクール専業。関西軸に直営と受託で全国展開。ジュニアからの競泳選手育成に定評
流動資産が総資産の10%程度、現預金が5％、
固定資産が総資産の90％を占めるストックビジネスです。
借入金、仕入債務が現金に対して多いので、懐的にはかつかつな状況がうかがわれます。
2021年第１四半期決算短信より
一方日本テレビＨＤから出資を受けており、25.86%の株式を保有されています。
２０２０年３月１３日のＩＲ情報ではニチイ学館から資本提携解消し、日本テレビＨＤに提携先が変わりました。
また有価証券報告書では江崎グリコが9.59%、奥村会長が6.21％株式を保有しています（割合計算において自己株式除く）
従業員の勤続年数も約13.6年と平均年齢も39歳、年収も約450万円と記載されています。労働組合もあり、大阪の会社としては、まあまあいい会社ではないでしょうか。
2020年3月期 有価証券報告書より
次に、２０２０年３月期決算説明会資料をもとに内容を確認していきます。
業界でのポジションとしては、スイミングスクール特化型企業としては１位であり、２位以下と大きく差を開けているようです。
スポーツ施設総合運営企業では８位となっています。
JSSのビジネスはストックビジネスであり、安定した収益を見込めると考えています。
今回コロナウイルスでの影響により、赤字であったものの月会費を得ることができること、子どもの教育で長期的な会員を確保が見込めるので、新型コロナ騒動がひと段落した第２四半期以降の回復が期待できるのではないかと考えています。
なお、スイミングスクールは塩素消毒をしているので新型コロナウイルス感染リスクは低いようです。
最後に配当の状況についてみていきます。2021年度は赤字の予定ですが配当金は15円/株を予定しています。
財務的に配当を出せるのか懐疑的ですが、一度配当予想の修正（2019年度3月期決算短信では配当予想記載なし”-“）をしているので、再度修正するのはかなり信用問題にかかわると思うので、コミットするのではないかと思います。
とはいえ、減配、無配のリスクシナリオを想定しておくべきでしょう。
2020年第1四半期決算短信より
最後に
以上6074 ジェイエスエスの株式銘柄について見てきました。
新型コロナウイルスのような非常時でなければ安定的な業績を出せる企業ですが、多額の固定資本が必要なストックビジネスですので、財務が弱いのかなと思います。
個人的にＩＲ資料をもう少しかっこよくできないかなと感じました。
人材不足なのか、お金や手間をかけない方針なのかわかりませんが、自分ならこういう風に作るのになという印象でした。
株価は昨年に比べ大幅に減少し、2分の1程度、過去の推移からも大幅に低迷しているので、これ以上損をすることはないのではないかと思います。適正株価はわかりませんが、安いように思われます。
大きな成長性は見込めないですが、安定配当と株価見直しによるキャピタルゲインを狙えるので保有してもいいと思われます。
日本テレビＨＤとの資本提携がどのように影響してくるのか今後に期待です。
