こんにちは、さいさいです。
今回は社会人になって気づいた大学に行かずに、高卒として社会人になることのメリットについて記事にします。
私は何も考えず大学に行きましたが、高卒で働き始めて、必要に応じて後から大学で学びなおすのも悪くないと思うようになりました。
Contents
メリット
優良企業で働ける可能性が高い
これは工業高校・商業高校の場合に限ります。商業高校の場合は今後のAI、RPAによる事務職のパイが減っていくことを考えるとIT系を学ぶ方向にシフトしたほうがいいのではないかと考えています。話がそれてしまいましたが、工業高校であれば有名企業へは文系の大学生よりも入社がしやすいようになっています。下手な理系の大学生よりも有名優良企業で働くチャンスがあるのではないかと思います。もちろん、地元で有名な工業高校であることが必須です。
高卒で働き始めて大学に入学しなおす場合を考えることができる
一旦働いてみてから大学に行きなおすという手段も考えることができます。
その場合下記のメリットデメリットがあると考えられるので、ご参照ください。
メリット
・奨学金を借りる必要性がない(働いて稼いだ資金を貯金していると仮定して)
・学びたいことがわかっているため講義に集中できる
デメリット
・同年代の友達ができにくい
・高卒で再入学しなおす人がいないため話が合わない
仕事の経験値がたくさんつめる
若いうちから仕事に取り組むことができるので、すぐに1人前になることが可能です。
ただしあまり専門的な仕事に取り組むことができるかどうかに関しては難しいでしょう。
夜間大学に入学し、働きながら、割安で大学卒業の資格が得られる。
大学生や大学卒業生が夜間大学に入るメリットは薄いですが、高卒者が夜間大学で学んで大卒資格を得ることができるのは大きな意義があると思います。基本給を上げることができたり、大卒者と胸を張ることができたり(有名大学であることが望ましいですが)、出会いの幅が広がるなど。
デメリット
収入が伸びにくい、給料が低い、ボーナスも低い
高卒者の大きな問題点です。ボーナスや残業手当は基本給がベースとなって計算されるため、基本給が16万円のボーナスが5か月の場合であれば80万円となりますが、基本給が12万円、諸手当が4万円の場合のボーナスが7か月であっても84万円、ボーナスが5か月の場合は60万円となり、もらえる金額が大きく変わってきます。
仕事が単調なことが多い(開発など高度な仕事は任されない)
高度な仕事は大卒者に任せる企業が多いと思います。特にほとんどの企業は開発などは大学院卒者に任せているでしょう。
よほど10年近くプログラミングを続けてきたなどといったスーパー高卒者などでなければたいていは雑務やちょっとした仕事になりがちです。
貴重な10代、20代を仕事で失うことになる
頭が働き、いろいろなことを学べる貴重な10代20代を仕事をし続けることになります。
経験値が得られてずっと続けたい仕事であれば問題ありませんが、仕事の幅を広げたいのであれば大学でさまざまな分野の基礎知識を学び視野を広げておくべきだと考えます。また出会いも限られてきます。
世間的に軽く見られる
社会時になってわかったことですが、優良企業でも高卒者がたくさんおり、高卒者であっても優秀な方はたくさんいます。
しかし、Fラン大学といわれる奨学金を借りてまで通ってあまり勉強せず、奨学金の返済に困るという高卒で働いたほうがマシな大学が存在しますが、今の時代ほとんどが大卒者のため、高卒の方は軽く見られがちです。
結婚相手が高卒ということで身内に紹介しずらいということもあります。
失業した際の次の就職口の待遇等が悪い可能性
経験は早い段階で得られることが多いですが、転職先を見つけづらかったり人的ネットワークが限られてくるため失業した場合に頼る選択肢が少なくなります。
まとめ
今日、奨学金の返済ができずに自己破産するというニュースが話題になっていますが、あまり勉強もせずに歳だけとってしまうよりかは、早い段階で働きだして多くのことを吸収したり、選択肢が多いうちに優良企業で働くほうが人生にとってプラスになると考えています。
もし高校生で大学生活をいかに過ごそうかと考えている方であれば、ご参考にしてください(保護者の方も)。