こんにちは。さいさいです。
20代半ばから30台までに1億円を作りたいと思い、試行錯誤をしています。
まだまだ1億円には遠いですが、マネー関係の雑誌や書籍を100冊分以上読んで、実践して効果的だと感じたこと、実体験を通じて感じたことをまとめたいと思い記事にしました。
主に以下のフェーズで進んでいくことが重要だと思います。
①まず節約して種銭をつくる
②次に稼ぐを増やす方法を身に着ける
③投資で一気に増やす
よくある話でお金持ちになる方程式というものがあります。シンプルな数式ですが、本質をついています。
お金持ち = (資産 + (収入 – 支出)) x 運用利回り
上の式からお金持ちになるには、
収入を増やすか
支出を下げるか
投資で資産の運用利回りを上げるか
のいずれかをやるしかありません。
詳しくは橘玲さんの「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」を読んでいただくことをお勧めします。
また1億円に突破するまでに下記の段階的な大きな壁に阻まれるでしょう。
まだlevel3に到達していませんが、ここの壁が大きいと感じています。
Contents
level1:100万円の壁を超える
節約できるサラリーマンであれば1年未満で突破できる壁
100万円は自己投資や株式投資の効果的な種銭となります。
住民税が発生しない新卒で入社して1年目のうちに到達できれば後々が楽です。
個人的な目安ですが、
税金>住居費>保険>=携帯代>衣類代>飲食費他>書籍費他自己投資費>=交際費の順に節約できないか、考えて実行するのが大事かと思います。
・税金は節約できる手段が限られていますが、節約できれば資産増加に大きく効果できるからです。
ふるさと納税や節税保険、年収を上げるよりも、収入が低いままでも手元に残る方法(節約)を追求するほうが効果的です。
株式投資であれば利益確定すれば20%程度税金をとられてしまいますが、値上がりしきるまでずっと保有しておけば税金はかかりません。
・住居費は一度決まってしまうと(住宅購入や賃貸契約)、減らすのに大きな困難を伴います。
また毎月の支出で大きな部分を占めてしまうので、非常に注意して契約をしましょう。
そのため自宅から通勤すること、シェアハウスに住むこと、会社の寮に住むこと、同棲することは非常に効果的です。
・保険と携帯代は住居費と同じように毎月出ていく費用(固定費)という意味では同じです。
住居費ほど高くはありませんが、貯金に回せる額が増えるので注意しましょう。
20代であれば大きな病気にかかる確率が低いので、最低限の掛け捨て保険がおススメです。
月額5000円以下の節税型の保険があればそれもおススメします。
携帯代は格安スマホ、格安の通信会社を使うようにしましょう。wifiで通信制限をカバーしましょう。
・衣類代は数点いいものを購入してあとはユニクロ等使いこなすようにすれば問題ないかと考えます。
ユニクロでも充分におしゃれに着まわしている人も大勢います。
・逆に自己投資と交際費、飲食費はケチらないようにしましょう。
一気に、そして継続的に収入を増やす可能性があること、また人間関係や健康を犠牲にして、お金持ちになっても仕方がないからです。
level2:1000万円の壁を超える
節約できるサラリーマンが6~10年ほどで突破できる壁
投資をしていたらそれよりも早く到達できる壁です。
level1で初めて壁を越えてから節約を数年繰り返して到達できます。
しかし、結婚や車、住宅購入など大きな出費イベントが出現するので簡単に到達できるわけではありません。
ここを到達前後で余剰資金で株式投資を始める方が多いです。
株式優待やキャピタルゲインで資産加速のスピードが上がります。
ここを突破するためには上記の大きな出費をしないようにする、節約しつつ収入を増やすことが大事なフェーズとなってきます。
level3:3000万円の壁を超える
節約できるサラリーマンが節約だけで突破するのが困難な壁
遺産相続、倹約家の配偶者と結婚する、宝くじ等臨時収入があるなどの稀な事例があれば節約だけで超えることが不可能ではない壁です。といってもあまり現実的ではありません。
株式投資で大きくかけて2~3倍に増やす、配当を再投資して到達することで可能です。
その他副収入で大きく稼ぐ必要があります。
所得税の累進課税制度を考えると会社を設立して会社の資産に回すのも一考です。
所得税の速算表(左は所得金額と税率、右は税額から控除可能な額)
195万円以下 :5% | 0円 |
---|---|
195万円を超え 330万円以下 :10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 :20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 :23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 :33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下:40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 :45% | 4,796,000円 |
上記の速算表からサラリーマンの年収を増やしても税金が増えていくことがわかります。
例えば年収が600万円だとします。
会社で働かれている方はご存知でしょうが、所得とは健康保険料・厚生年金等を含む社会保険料等を年収から所得税や住民税等を引いた手取り額のことです。
(さらに詳しく説明すれば、給与所得控除、基礎控除といった、上にあげた速算表に右側部分の所得税免除税分を引き、さらにその上で住民税や社会保障引き後の金額に所得税率をかけた金額が所得税額となります。何を言っているかわかりませんね笑)
その場合の所得税は次のようになります。
(年間で住民税が50万円程度、社会保険料が70万円、基礎控除(誰でも受けられる所得税計算上免除できる金額)を40万円と計算を簡易的にするために仮定すると、所得控除前所得金額は600-50-70-40=440万円となり、
所得税額は上の速算表から(4,400,000ー427,500)×20%=794,500円となります。
同様に年収が400万円(年間で住民税が30万円、社会保険料が40万円、基礎控除を40万円だとします)の場合は、所得控除前所得金額は400-30-40-40=290万円となり、
所得税額は(2,900,000-97,500)×10%=280,250円となります。
年収があがれば社会保険料、住民税、そして所得税が増えます。
住民税、社会保険料は単純に年収に比例する傾向がありますが、
所得税は累進性という所得が増えれば税率が大きくなる性質を持っているため、単純に年収を上げるのは得策ではないということがわかります。
会社経営や株式の税率はサラリーマンのような累進課税制度とは異なるため、資産形成に必要なことだとわかりますよね。
level4:1億円の壁を超える
20代~30代のうちに0円から1億円突破は非常に困難です。早くて10年、それ以上の歳月を要することもありえますが、
子供がいなかったり転職など選択肢・可能性が多い20代のうちに上記のことを知っておくと役に立つのではないかと思います。
IdecoやNISAなどの税制優遇製作があるので利用すると良いでしょう。
Idecoは60歳まで引き出し不可なので(流動性が極めて低い)個人的にはあまりおすすめしませんが、
NISAはいつでも売却可能なのでおすすめです。(損益通算ができないこと、長期投資ができないのがデメリット)
不動産投資や副業で経費化して所得税を減らすことも大事でしょう。
参考にFP2級の勉強をしておくとよいでしょう。動画を観るとさらにわかりやすいです。
参考になれば幸いです。