こんにちは、さいさいです。
今回は経済成長著しいインドに関する経済ニュースを紹介していきます。
4/9のニュースでタイトルの通り、モディ政権が総選挙に向けて約160兆円(100兆ルピー)をインフラに投資するという政権公約を発表しました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43506010Z00C19A4EAF000/
2019年4月9日日本経済新聞より
また、それに加えて、2025年までにGDP(国内総生産)を5兆ドル(約555兆円)、2032年までに10兆ドル(約111兆円)に拡大させると表明しています。2017年度のデータでインドは2.6兆ドル(約280億円)程度で、世界6位です。(ちなみに5位がイギリスで2.62兆ドル、7位がフランスで2.58兆ドル)
日本の2018年度名目GDPが約5兆ドル(550兆円)であり、日本は平成に入ってからGDPに関してほぼ横ばいです。
これからは少子高齢化によりGDPの成長は見込めないと考えてもよいのではないでしょうか。
つまり、現在GDPに関して、アメリカ、中国に次いで世界3位の立場ではありますが、2025年までにはインドに追い抜かれ、インドが世界3位になり、日本が4位になるでしょう。
インドのGDP成長率が7%~8%台なので、経済規模が10年で倍になります。(詳しくは72の法則を参考にしてください)
内閣府 主要統計データより作成
GDPとは1国において1人あたりGDP×総人口で算出されるので、中国やインドでは人口が10億人以上あるため、1人あたりGDPが少なくても人口でカバーされます。
GDPで日本がインドに抜かれたとしても、1人あたりGDPでは1/10程度だったりするので日本人はまだまだ負けていません!
何が言いたかったかというと、インドはやっぱり熱い!これから熱い!ということです。
モディ政権が総選挙で勝利すると、インドの経済成長が維持・加速(財源的にできるのかという疑問があり、どう対処していくのかが見ものではあります…。)するので、インドでビジネスをしたり、インド企業と接点がますます増えていくのだろうなという将来予測ができます。
ちなみにですが、インドは平均年齢が20代後半と非常に若い国で、周知のようにIT人材が豊富でアウトソーシング等で外貨を稼いでいます。(しかし輸入が多いため、貿易赤字ですが。。。)そのため非常に将来性がある国と言えます。(先日のパキスタンとの火種がまだまだ解決されていないことは忘れないでください。)
https://population.un.org/wpp/Graphs/1_Demographic%20Profiles/India/Line%20Charts/Total%20Population%20by%20broad%20age%20group.png
https://population.un.org/wpp/Graphs/1_Demographic%20Profiles/India/Population%20Pyramids/Population%20by%20Age%20in%202017.png
UNITED NATION(国際連合)より
以上、インド経済の紹介でした。学生であればインドにインターンや留学、現地採用で滞在してみるのはいい選択肢かもしれません。(女性にはおススメしません)