仕事ネタ

一応大きな会社で働いてみてよかったこと悪かったこと

こんにちは、さいさいです。

今回は人生の棚卸をかねて記事にしていきます。学生さんが就職活動を行う際に参考になればと思います。

世間一般で言われていることがメリットに多いかもしれませんが、承知ください。

ちなみに社員数500人以上、年商は500億以上、平均年収は500万円以上(だと思いたいです。)、5ch就職偏差値は55以上(のはず)の企業で働かせて頂いていました。

メリット

年収は比較的に高い

言わずもがなですが、大きな売上高があるため、社員に還元する年収も増えます
残業もつきますし、優秀な人を採用するために年収は高めに設定されています。
海外駐在になると手当もたくさんつき、海外の税金等は会社負担にする企業が多いので手取りも増えます。

仕事はしやすい

システマティックに仕事ができるようになっています。
あなたはここの業務担当ねとか、ミスが減るようダブルチェック・トリプルチェックできるようになっていたり、有給休暇を取りやすいように調整されていたりとかです。
社内情報システムが整備されているため、休みの日の情報共有ができたり、出張精算を出せば勝手に銀行口座に振り込んでくれたりします。年間休日カレンダーや給与体系が決まっているため安心して昇給したり、休日の計画を立てやすかったです。

福利厚生はやっぱりいい

クレジットカードでゴールドカードを持たせてもらえる。(空港のラウンジが無料で使える)
人数が多く、規模の経済を発揮しやすいため、福利厚生が発達しています。
社員食堂や寮があったり、社宅や住宅を借上で住ませてくれたりしてくれるため、貯金はしやすいです。(年間200万近く貯めた年もありました)
保養所や提携先のスポーツジムやその他サービス店の値引きがあります。(存在を知らないのかあまり使う人はありませんが。福利厚生としてはちょっと弱い)

サービス残業は少ない(ないとは言っていない)

人が多く、一つの業務を集中的に取り組めるため、効率がいいです。
また社内のICT設備(要は社内情報システム)や有形固定資産(土地や車、機械など)投資額やなど大きいため、労働装備率も高く(労働装備率(%) = 有形固定資産 ÷ 従業員数 × 100(人数が多くても))、生産性も高いです。
残業はあるかもしれませんが、社会的な信用のためサービス残業をさせて労基署から叱られないようにしています。(そもそもばれたときの課徴金などのためもありますが)。

労働組合があるはずなので異常な残業やサービス残業はないことでしょう。(数分規模のサービス残業はあるかもしれません。電通の事例があったのでなおさら)
残業自体少なく、サービス残業もほぼない状況になります。

大きな仕事ができる

さきほど労働装備率が高いため生産性も高いと書きましたが、つまりは大きなプロジェクトができるということです。
1000万円や1億円のプロジェクト案件にも普通にかかわります。(年商500億円以上であれば、月商40億円以上になるから当たり前か)。友達にも自慢できます。業界の大きな流れを作り出すことにかかわれることになり、やりがいは大きいでしょう。海外案件などもあり、海外駐在員となることもできます。

周囲のレベルが高い、穏やかな人が多い

有名大学卒(東大京大を含む旧帝大学や早稲田慶応等)の人が多く、頭がいい人が多いです(高卒や高専などの人でも優秀な人がたくさんいます)。仕事ができる人が大勢いて、自分のレベルも自然と上がります。有名企業から転職してくる人も多いです。安定して仕事ができるため、収入にも余裕があるためか無茶苦茶な人が少ないです。

海外出身の優秀な人がいる

最近はグローバル化のためか、海外の大学出身の方が働いています。社内表彰も普通に受けています。普通に日本語がペラペラですし、英語や出身母国語、日本など3か国語(トリリンガル)話せることもしばしばあります。

子会社社長になることができる

年配社員の有効活用なのかわかりませんが、マネージャーとして子会社の社長になれます。
若い時ほど働くことができないが、経験はあるからということでしょうか。名誉的ですし、人材の有効活用として素晴らしい仕組みだと思います。

素晴らしい人たちとの出会いがある

やはり大企業や政府関係者などの交流が多々あり、素晴らしいキャリアの人と関りがあります。
海外のセミナーに出張があったり、素晴らしい人たちと出会いには事欠かないでしょう。

デメリット

仕事での成長が少ない可能性がある(得られる経験値が少ない)

部署やその人の資質によるかもしれませんが、ベンチャー企業、スタートアップ企業や中小企業に比べると仕事の幅が狭く成長があまりできないかもしれません。経理だと一つの勘定科目の消込だけを数年間し続けたという話も聞きます。

出世がしにくい

社員が多いためポストが相対的に少なく、出世は困難です。年配の社員が上に詰まっていて出世が遅いです。

組合活動がめんどくさい

貴重な休みを組合活動に駆り出されます。(特に入社年次が低い人)
役職につくとさらに組合活動の頻度が増えます。
しかし逆に同業他社や社内に人脈が形成できるというメリットがあることは見逃せません。

組合費が高い

会社によるかもしれませんが、組合があることがあり、税引き後の収入から組合費として数%徴収されます
ベースアップはほとんどしないのに、定期昇給以上に組合費が取られてしまうと、なんのための組合費かと考えてしまうこともあります。

転勤がある

仕事のマンネリ防止のためでしょうが、数年で他県に転勤させます
最近は転勤させることの見直しが行われていますが、まだまだ少数です。
不動産を買ってしまっても容赦がありません。
賃貸に回せる不動産を買うようにしましょう。

組織の若返り等の理由で早期退職を迫られる

近年45歳以上の社員のリストラが多いです。割増退職金がもらえるのはうまみではありますが、この年齢になってくると次の転職先を見つけるのは困難になります。(一般に35歳からの転職は厳しいです。)

以上大きな会社で働くことのメリットデメリットを紹介しました。
就職活動の参考になれば幸いです。やはり大企業には一度は働きたいものではないでしょうか。

ABOUT ME
saisai763
アラサーのサラリーマンです。 旅と株が大好きです。 人生1度きり!いろいろやってみたいです!!