こんにちは。さいさいです。
最近、英語の復習のために多読をやってみようと思い、再開しました。
これまで9冊洋書を読んで90万語ほど読んだので、100万語多読への過程と今後の展望、やってみて気づいたことをつらつらと書いていきます。
本選びの参考にでもなればいいです。
まず読んできた本時系列に紹介していきます。
なお多読を始めた時点ではtoeicスコアは600~700程度でした。
toeic600~700までの道のりは別に記事にしていきます。
Contents
- 読んできた本時系列まとめ
- 『チーズはどこに消えた?』原題:Who moved my cheese?
- 『モリー先生と火曜日』原題:Tuesday with Morrie
- 『カエルを食べてしまえ』原題:Eat That Frog!: 21 Great Ways to Stop Procrastinating and Get More Done in Less Time
- 『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」』 原題:Secrets of the Millionaire Mind: Mastering the Inner Game of Wealth
- 『金持ち父さん貧乏父さん』原題:rich dad poor dad
- Clear With Clutter With Feng Sui
- 『思考は現実化する』原題:Think and Grow Rich
- 『容疑者Xの献身』英語タイトルThe devotion of suspect X
- 『いま、会いに行きます』英語タイトルBe with you
- 『ノルウェイの森』英語タイトルNorwegian wood
- 『3週間続ければ一生が変わる』原題:Who will cry when you die
- 多読をしてみた結果
読んできた本時系列まとめ
基本的に日本語で読んだことがあり、概要を理解している本を読んでいきました。
薄くて読みやすいものからです。ビジネス書や小説が多いです。
『チーズはどこに消えた?』原題:Who moved my cheese?
96ページで短く、しかも単語も易しくておススメです。基礎体力をつけていく初期のころにおすすめでした。
環境は変わっていくので、あなたは変化しなければならない、というテーマをネズミがチーズを追い求める話から理解させるような話でした。
『モリー先生と火曜日』原題:Tuesday with Morrie
難病で死を宣告された教授の下で、その卒業生である筆者が毎週火曜日に教授のもとに通い手伝いをするとともに、教授から人生について講義を受けるという内容です。
毎週指定日に講義を受けるというのは大学の授業さながらですね。単語数は35,000語程度です。
感動的な話です。
『カエルを食べてしまえ』原題:Eat That Frog!: 21 Great Ways to Stop Procrastinating and Get More Done in Less Time
144ページで、これまた短い本です。時間管理をテーマにした本で、仕事の進め方を21の指針に分けて説明しています。
具体的に章タイトルを引用しますが、
第1章 目標をはっきりさせる
第2章 一日の計画を立てる
第3章 「80対20の法則」をすべてに当てはめる
・
・
・
第17章 最も難しいものから始める
第18章 仕事をこま切れにする
第19章 まとまった時間をつくる
第20章 切迫感をもつ
第21章 仕事を中断しない
など章立てで各パートごとに詳しく説明されています。
この本はチーズはどこに消えた?と比較すると少し単語のレベルが上がりますが、全般的にこの本も読みやすいです。
日常生活にすぐに役立てるのでおススメできます。
『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」』
原題:Secrets of the Millionaire Mind: Mastering the Inner Game of Wealth
224ページです。徐々に分量も増えてきています。上記の2冊と比べると文字が小さくなってきており、1ページに単語がびっしり埋まるようになってきます。
2パートに分かれていて、1パート目でお金持ちになるための考え方を述べ、次の2パート目でその具体的な17原則を説明していくといく構成となっています。
個人的に1パート目は長く苦痛でしたが、2パート目は短く区切られており、具体的なアクションが書かれてあるので読みやすく感じました。
次に説明する『金持ち父さん貧乏父さん』に比べると知名度はありませんが、読みやすいことと具体的にとるべきアクション・考え方が説明されてあることからおススメできます。
オーディオブックもおススメできます。3時間程度で読み終わり、著者が迫力ある声で朗読しています。
『金持ち父さん貧乏父さん』原題:rich dad poor dad
非常に有名な本です。日本語訳版を読むのですら辛いかもしれません。
節税をせよ、投資をせよ、不動産は資産ではなく、負債である、会社を作ることで税金の支払いを後に回すことができる等を説明した本です。
今ではわかりますが、当初はBS(貸借対照表)やPL(損益計算書)をよく理解できておらず、よくわからないまま全部読んでしまった本でした。簿記がわかれば理解が容易になると思います。
さて原著ですが、ページ数は334となりますが、日本語版よりも読みやすいような気がします。(日本版は丁寧に説明を加えたりして分量が多くなっているため?)
文字は大きく単語も難解なものは使われてはいません。
Clear With Clutter With Feng Sui
風水についての内容でした。なぜこの本を知ったかは覚えていません(笑)。おそらく、一時期断捨離にのめり込んだ時期があり、たまたまジュンク堂書店であったからではないでしょうか。分厚くなく読みやすかったです。
風水というよりかは断捨離についての内容だったかもしれません。また時間があれば読み直します。
『思考は現実化する』原題:Think and Grow Rich
日本語版を読んで感動したので読んでみました。
最初に出版されてから年を経ているので何度か改定しており最近の人物の話にすり替わっていたりします。
なので微妙に日本語版と異なります。
しかし全体的には一緒です。著者の説明の上手さのためか日本語版でも読みやすかったですが、原著も平安な単語で理解が難しいということはありませんでした。
アメリカの歴史について少し学べます。アメリカの歴史を学んでから読むと面白いでしょう。。。
アメリカの偉人について解説がありましたが、正直知らな過ぎて興味が失せつつもなんとか読みました。
『容疑者Xの献身』英語タイトルThe devotion of suspect X
東野圭吾の有名作品です。分量は448ページと多いです。
映画化もされています。単語は意外と難しいですが、内容は難しくありません。読み切れると自信につながります。
この本を読み切ったころには読む速度がかなり上がっていると思います。
わからなくても読み進めてしまうこと、何度か目にしたことがある単語が増えていて、推測力でカバーできるため語彙力も増えているはずです。タイトルが秀逸です。トリックはシンプルですが、普通は思いつきません。数学者と物理学者の頭脳バトルはデスノートを彷彿させます。作中の数学の問題とトリックに関連性があり、表現力には驚くばかりです。
村上春樹さんほどではありませんが、海外で多くの作品が翻訳されています。『悪意』や『新参者』、『秘密』、『白夜行』などが他にもあります。日本好きの海外の人に聞いたら、時間があったら読みたいと絶賛でした。
『いま、会いに行きます』英語タイトルBe with you
この本も映画化されています。ドラマ化もされていました。ページ数で言えば280ページほどです。
『容疑者Xの献身』の後に読むと分量が少なくて楽です。会話文が多いのと普通の日常生活を描いているので単語は難しくありません。感動的な話なので普通に紹介できる本です。分量的にこちらを先に読むのがいいかもしれません。
『ノルウェイの森』英語タイトルNorwegian wood
村上春樹の有名作品です。400ページです。結構読み終えるのが辛かったです。
日本語版では文庫本上下巻2冊なので意外と分量があるかもしれません。内容は自殺だったり、村上春樹にありがちな謎の性描写があったりと内容は暗いですが、言い回しが面白かったりなぜか読んでしまいます。
昔の1970年代の学生生活や社会について知ることができるのが興味深いと思うかもしれません。松山ケンイチさん主演で映画化もされています。世界的に有名な作家ですので『ノルウェイの森』だけでなく、ほかの作品を読んでおくと海外の人との話のネタになるかもしれません。
『3週間続ければ一生が変わる』原題:Who will cry when you die
日本語版では見開き1ページにライフハックを101項目書かれている内容の原著です。
原著では日本版ほど見やすいわけではありませんが、2~3ページに1項目書かれていました。
人生で役立つヒントがちりばめられており、何度も読みやすい形式です。
全部読まなくても気になる部分だけかいつまんでいくスタイルでもいいため、この本もおススメできます。
多読をしてみた結果
読むスピードが1分に100単語程度(Word Per Minute)でしたが、200単語ぐらいになりました。(WPM100→200)
まだまだ日本語に翻訳できない単語がちらほら見られますので、英検1級や準1級の語彙を覚えていこうと思います。
速読速聴英単語TOEIC TEST GLOBAL900 という本があり、100の文章(1文章だいたい150~300word)がありますが、3時間もあれば1冊読み終えることができます。
TOEICの試験はまだ受けていませんが、完読はできることでしょう。
TOEICを受けた結果800点を超えました!
Listeningがまだまだ弱いなーという印象でしたがReadingで400点を超えることができたので良かったです。
以上紹介でした。