こんにちは。さいさいです。
21世紀はデータの世紀といわれています。
2013年あたりからビッグデータという言葉がはやり始めました。
最近ではデータサイエンス学部の新設が様々な大学でなされています。
これからIoTや5Gの普及により、さらにネットワークの普及、データ量の増大が見込まれます。
また世界的にアジアへの投資が増えるため、人口が多いアジア地域の低所得者の所得が増え、デジタルデバイスの所有者が増えます。
AIやRPA、ロボットによるオートメーション化により事務職員や単調な作業者は失職するということはよく言われています。
しかし、一方でデータサイエンティストは需要が高まると考えてよいでしょう。
事務員であってもデータの分析が求められる時代になりつつあるでしょう。
さて、前置きが長くなりましたが、統計学がデータサイエンスに必要になってくると考え、統計検定2級を受験しました。
無事4週間程度で1発合格しました。合格に役に立った書籍について紹介していきたく思います。
Contents
統計検定2級合格に使用した問題集・参考書
改訂版 佐々木隆宏の 数学I「データの分析」が面白いほどわかる本 (数学が面白いほどわかるシリーズ)
一番最初に読んでおくとよい本です。最近の学生は高校生から統計学の基礎を学んでいます。
この書籍はヒストグラムや箱ひげ図、散布図、分散・標準偏差、相関係数・共分散等について細かく丁寧に書いてありました。
7日で読めるように1日ずつテーマで分けられています。
高校1年生を対象に書いてあるので非常にわかりやすかったです。
統計検定の参考書でよくおススメされる「統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)」を参考図書にしてあります。
この本でざっと統計学の基礎を身に着けましょう。
スバラシク実力がつくと評判の統計学キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる!
上の本を読み終えたら大学基礎レベルの統計学の本に進みます。
大学1,2年ほどで学ぶ微積分、線形代数の基礎がないと、本を進めるうえで理解ができなくなる恐れがあります。
もし微積分、線形代数を学んでいなかった方は次の本で高校数学の基礎の復習を行い、
- 「初めから学べると評判の大学基礎数学微分積分キャンパス・ゼミ」
- 「初めから学べると評判の大学基礎数学線形代数キャンパス・ゼミ―高校数学から大学数学へ!スムーズに実力UP!」
- 「初めから学べると評判の大学基礎数学確率統計キャンパス・ゼミ」
を読んで統計学の理論を理解するようにするとよいでしょう。
この本のシリーズは特に丁寧に数式を解説してくれるのでおススメできます。
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2016〜2018年]
統計学演習
上記2冊を読み終えたら問題演習に移りましょう。
まずは過去問題を解いてみて何がわかってないのかをあぶりだしましょう。
それがすんだら統計学演習で基本的な問題を解いていきます。
統計学演習は10章ありますが薄い問題集です。
大学の統計学の専門書等は解説がなかったり、問題が少なかったりしますが、この演習書はくどすぎず、ちょうどよい解説でよかったです。
私はこの問題集を解いて過去問題に再度取り組み、わからない問題がなくなるまで取り組みました。
実際にコンピュータ形式の試験を受けたところ7割程度の得点をとることができ、無事合格しました!
参考になれば幸いです。
次は準1級か1級を目指していきたいです。
記事を読んでいただきありがとうございました!