おはようございます。さいさいです。
6月も中旬がそろそろ終わりますね。今週も無事業務を終えることができました。
転職して半年が経過しようやく落ち着いてきました。
まだまだ新しいことを覚えないといけませんが、なんとか対応することができています。
転職感想記事も近いうちに書こうと思います。
さて、今回の記事ですがコロナショックで暴落したのでさまざまな株式を保有しました。
3月優待銘柄がほとんどですが、6月優待銘柄も3月銘柄に次いで多く保有しています。
今回はおすすめの銘柄について紹介していきます。
キヤノンとは
言わずとしれた有名企業です。
一般には一眼レフやデジタルカメラで有名ですが、投資家からは30年以上減配なしの銘柄として認知度があります。
事業の半分近くがオフィス複合機を締めています。数年前に東芝からメディカル部門を譲り受けたことも記憶に新しいかと思われます。
キヤノンといえば、本体を安くしてトナーの交換で稼ぐといった収益手法を耳にしたことがあると思います。
企業からすれば、顧客の囲い込みができ、かつ継続的な収益が入ってくるので2度おいしい商売ですね。
キヤノンはカメラをはじめ高シェア企業
とはいえカメラは日本企業の世界的シェアが断トツに高いです。
その中でもキヤノンのデジタルカメラのシェアは3~4割ほど握りトップです。二位はニコンで2割程度、3位以降はソニーが続きます。韓国のサムスンも5%程度シェアを保有しているので安心はできません。
しかし特に一眼レフに関しては日系企業がシェアの8割以上握っていると聞きます。その中でもキヤノンが4割を保有しているので安定感があります。
キヤノン、カメラ3部門とプリンタ全部門を制覇 2019年年間シェア
参考:http://シェア99%!世界がマネできない日本の“モノづくり”支える最後の砦
https://global.canon/ja/ir/business.html キヤノングローバルIR事業情報 より抜粋
知的財産戦略について
キヤノンは様々なセグメント、商品で高シェアをにぎり、また知財戦略により特許侵害を受けないよう守りつつ将来に向けて攻めています。
米国では特許出願を多く続け、2019年は年間出願数3位となっております。
https://global.canon/ja/ir/individual/detail/08.html キャノングローバルIR より
過去に上記書籍を読みましたが、過去にキヤノンが米国進出する際に、特許に寄り進出を妨げられてしまったため苦心したという内容がかかれていたと記憶しています。
特許出願により防御壁ができ、同時に特許収益もあるのではないかと考えています。
https://getnews.jp/archives/786907
カメラはスマホでなくなってしまうのでは?
近年、スマホによりカメラ市場が縮小しつつありますが、キヤノンではオフィス複合機や高齢化社会で需要が伸びるメディカル部門に注力しつつあるため、悲観的に考えなくてもいいのではないかと考えています。
配当について
さてキヤノンの配当ですが、1988年以降30年以上にわたり一度も減配せず増配、配当維持を続けています。
2019年12月実績では年間配当160円でした。2020年6月19日終値時点での株価は2253円です。
https://global.canon/ja/ir/individual/detail/08.html キャノングローバルIR 株主還元より
配当利回りとしては7.13%となります。
今期はコロナウイルスによる影響により、第1四半期の一株利益が20.69円なので、6月に行われる中間配当80円だと見込むと利益以上にキャッシュを吐き出してしまうことになります。
2019年も利益以上に配当をしていますが、自己資本比率が大企業の割り50%超と財務が強く、キャッシュフロー創出力も高いので、配当を継続できるのだと考えています。
ただ、純利益に対する配当性向の高さを鑑みるとこれ以上の増配、配当維持の継続が疑問視されます。
最後に
私は2019年12月ごろに株価が3000円台(100株で30万円ぐらい)のときに、利回り5%以上にひかれて保有してしまったので、配当をいただいたものの25%ぐらい損失を抱えています。
とは現在2250円台の水準で考えると配当利回り7%程度はかなりいい投資対象になるのではないでしょうか。