こんにちは。さいさいです。
先週末は風邪で仕事のパフォーマンスが微妙でした。
もしかしたらコロナウイルスかも?と思ってびくびくしています。
金曜日や土曜日にお医者さんに診てもらえればよかったと思っています。
金曜日は単純にだるくて、土曜日はせっかくの休みなのでぼんやりしていました。明日から会社だと思えば念のためにお医者さんに診てもらえればよかったです。
体調は良くなりましたが、のどに違和感を覚えています。
鼻水や咳が出なくなったのでいちおう安心はしていますが、転職してきて風邪でもコロナウイルスでも他人にうつしてしまったらどうしようと不安に駆られます。
さて、今週末は仕事の同僚が話題にしていたのと、カンヌ国際映画祭の最高賞&アカデミー賞を受賞したということで「パラサイト 半地下の家族」を観てきました。
昨日もブログの記事を書かなきゃと思いながらもネタに困っていましたが、書くネタができてよかったです。
観て胸くそが悪くなった。でも観ておくべき映画だと感じた
正直、韓国映画であったり、韓国ドラマに関して、近年の日本との関係を考えたり、日本のマスコミやテレビ業界の話を聞く限りあまりポジティブな印象を持っていませんでした。
過去に韓国映画で「猟奇的な彼女」や「私の頭の中の消しゴム」など有名な映画は観ました。日本映画が負けてるんじゃないかと思ったことがあります。
前者の映画はヒロインがゲロを吐いたり、暴力的だったり面白く観ることができ、後者の映画はタイトルの通りアルツハイマーで記憶がなくなっていくというよくある感動させる映画ですが、映像や音楽の使い方はきれいで、心が洗われました。
ほかにも「ラブストーリー 」が感動的な映画だった覚えがあります。
韓国映画は恋愛作品が強いイメージがありました。
昔観て感動したのに内容をだいたい忘れてしまっていました(笑)また見直さなきゃ(笑)
さて、このように韓国映画=恋愛作品という先入観でみましたが、今回観た「パラサイト 半地下の家族」はかなりダークな作品でした。
上映が始まる前から客の多さに驚きました。さすがアカデミー賞受賞作品。ほとんど満席でした。
ネタバレになってしまうとすみませんが、一言でいえば「万引き家族」の韓国版といった感じです。
日本のような生ぬるい感じではなかったです。
こちらはほのぼのとした感じがあります。万引きは良くないですが、日本の日常風景が親近感を感じさせるのか、まだ温かい目で見ることができます。
韓国といえば、セウォル号事件や受験戦争、サムスンやヒュンダイ、財閥企業、少子高齢化、就職活動失敗したらチキン屋になるしかない、自殺率の高さ、慰安婦問題、ネット社会など社会的に暗いイメージがあったのですが、実際に人々の生活に関して考えたことがありませんでした。
この作品では韓国の闇を観た気がしました。映画なので、本当かどうかはわかりませんが、韓国の人々の暮らしを想像することができました。
映画の簡単な内容(少しネタバレがあるかも)
主人公が大学受験に失敗、家族はまともな職につけておらず、ピザの箱を作るといった内職、スマホのwifi乞食をしているといった笑えない状況のなか、親戚?の人から富裕層の娘の家庭教師の仕事をあてがってもらうことからはじまります。
前半までは家族が次々と富裕層の家に仕事にありついていくのかが観ていて面白かったです。
反面胸くそが悪くも感じましたが(笑)。
富裕層の生活はきれいな映像で観ることができて、やはり韓国映画の良さを感じつつも、貧困層の生活が対照的に描かれていたのが印象に残りました。
富裕層の生活のイメージができたのがよかったのですが、貧困層の苦しい生活面もイメージでできてしまったので、これから明るいイメージを描き続けられるか努力していきたいです。
富裕層の生活にあこがれます。後半の富裕層のようにパーティーを催したりできるようになりたいです。
質素でこじんまりとした家でもいいですが、家も豪華で広い家にもあこがれます。海外で居住してみたいと思いました!
さておき、この映画を観て弱肉強食、資本主義の闇を感じました。
映画の中で殺されてしまったり死んでしまった人に同情を感じざるを得ませんでした。
感動する映画ではありませんが、観てよかったと思います。仕事や人生に関するモチベーションが上がりました。危機感が高まりました。
カップルで行くのはおススメしませんが、ぜひ見に行かれてください。
最後に
自分はいい企業で働くことができて運がいいのだと思っております。
日本も7世帯に1世帯は貧困だと言われています。
決して対岸の火事ではないと思っております。
一時的にアベノミクスで就職率はよくなりましたが(質のほうに疑問?)、世界的に不透明感が漂ってきています。
中国のコロナウイルスにより日本の観光業や消費税増税、オリンピック景気の終焉、イギリスのブレグジッド、中東問題など枚挙に暇がありません。
私は、転職で今の会社で働くことができて感謝しています。
今後景気が悪くなりそうな感じがしており、どうなるかはわかりません。
45歳以上の早期退職優遇制度などが世間をにぎわせています。
この映画を観て感じたことですが、自分さえが良ければいいというのは誤りだと感じています。
「情けは人のためならず」、「因果応報」という言葉を再び忘れずに明日から仕事に向き合っていきます。
風邪がコロナウイルスではなく、他人にうつしていないこと、コロナウイルスにかからないことを祈るばかりです。
仕事に慣れてきましたが再び真剣に仕事に向き合い、品質の良い仕事、早く正確にやること、課内、社内がよい雰囲気になるよう取り計らっていきたいです。自分勝手ではなく、誠実にみんなのため、会社のためになるよう努力していきます!
この映画を観て「韓国 行き過ぎた資本主義」という本を手に取りました。韓国情勢について手軽に知ることができると思っております。半分ほど読みましたがインターンシップや雇用問題について知ることができて面白いです。
韓国の人の大変さに同情することができました。半日行為は許すことはできませんが、韓国の人に親切にしようと思います。
映画もこの本もおすすめですので是非見られてください!
一生懸命頑張っていきます!読んでいただきありがとうございました!