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夜間大学に進学という手段

こんにちは、さいさいです。

今回は大学で学びたい、大学を卒業して収入を増やしたいという方のために、夜間大学卒業という選択肢を記事にしていきます。

個人的に理系分野の夜間大学が日本では少ないと感じています。社会的に文学部が廃止傾向にあり、文系学部の存在意義が問われてきています。商学部や法学部であってもAIやRPAなど、システム化によって事務作業員が不要になりつつあります。
これからの時代は理系の知識がますます必要となってきます。私は所謂文系学部を卒業し、理系分野について学びたいと考えているため、また仕事を辞めて昼間に大学に入るのはリスクが大きいため、理系分野を学べる夜間大学の必要性を感じています。

私は一般的な昼間の大学を卒業したため、知り合いの夜間大学卒業生の話を伺った内容と大学の情報等から記事にしています。

夜間大学の特徴

学費が安い

授業料が昼間の学部コースに比べると1/2であることが多いです。適当に選んでみましたが、国立大学法人大阪教育大学の例でいえば、昼間の部の入学金が282,000円、年間授業料が538,000円であるのに対し、夜間の部が141,000円、282,000円となります。私立大学であっても例えば東京理科大学であれば、入学金が150,000円、年間授業料が580,000~640,000円(学部により異なるため)となります。

社会人経験者が多い

昼間は働かれている社会人が多いため、20代~の方が多いようです。
その分、講義をさぼったりせず、真剣に取り組む人が多いのがメリットです。

講義は昼間と変わらない

講義内容はほぼ昼間の部と同じです。先生が変わるので多少講義のテーマは変わるかもしれませんが、全体的には同じです。

入学は一般の大学よりも難しくない

たいていの場合、センター試験や小論文のみであることが多いです。
そのため2次試験がなかったりするので、一般の昼の部よりも少ない勉強時間で合格することが可能です。

夜間大学のデメリット

理系学部が少ない、国立大学がない都道府県がある、学部が限られている

商学部や法学部、教育学部といったいわゆる文系学部は多いのですが、理系で代表的な工学部がある大学は限られてきます。
また夜間大学がない都道府県があったり、あっても学部が経済学部だけであったり、教育学部だけという場合があります。

華やかな学生生活は送れない

サークル活動に所属するのが難しいので、ドラマのような学生生活は送れません。

超有名大学が少ない

早稲田や慶応の大学、旧帝大など超有名大学は夜間学部はありません。

仕事を続けながら通学するのは大変

仕事をしながら通学するのは大変です。仕事で疲れた後に講義を受けるだけでなく、予習や復習、課題に時間を割く必要があるため、忙しい社会人にとって仕事と学業の両立は困難です。そのたま私の知り合いは正社員ではなく、昼間にアルバイトをして、夜間に講義を受けるといったスタイルで卒業をしました。

地方であれば通学が大変

意外と講義の時間が速いため、仕事終わりに講義を受けに移動するのが大変です。地方であれば、電車の本数が少なかったり、車の渋滞のため遅刻してしまうことや勤務地から遠いなどといった問題が出てきます。

以上、夜間大学という選択肢を紹介しました。お財布にやさしく、通常の大学卒業と同じ条件ですので、もし大学に進学せず、そのまま働かれて大卒の資格が欲しかったり、大学で勉強をしてみたいという方にとってはうってつけだと思います。
人生100年時代と言われる世の中ですので、いろいろと学べる機会が増えてくればいいと思います。読んでいただきありがとうございました。

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saisai763
アラサーのサラリーマンです。 旅と株が大好きです。 人生1度きり!いろいろやってみたいです!!